再発を回避するために
「細菌」に直接アプローチ
- 「歯周外科治療」も可能

歯周病に悩んでいる皆さん、治療が思うように進まずにお困りではありませんか?以下のような状態に心当たりはないでしょうか?
実は、歯周病の治療が進まない理由には、主に2つの原因があります。

歯周病は「生活習慣病」だと言われています。そのため、治療を行っても、日常の生活習慣が改善されていなければ、歯周病のリスクはなかなか減少しません。特に、毎日の歯磨きが徹底されていない場合や、喫煙を続けている場合、または規則正しい生活を送っていないと、再発のリスクが高くなります。
歯周病の予防には、毎日のブラッシングが重要です。適切なブラッシング方法や使用する歯ブラシの種類、歯磨き粉などを見直すことが効果的です。加えて、禁煙も大切です。喫煙は歯周病を悪化させる要因となりますので、禁煙を心がけることでリスクを大幅に減少させることができます。さらに、規則正しい生活と十分な睡眠を確保することも、全体的な健康維持に役立ち、歯周病の改善につながると言われています。

歯周病は細菌によって引き起こされる感染症であり、その治療には科学的なアプローチが必要です。ただ単に歯石や歯垢を除去するだけでは、歯周病を根本的に改善することは難しい場合があります。目に見えない細菌に対する適切な治療が行われていない場合、歯周病は改善せず、進行してしまう可能性が高いです。
歯周病の治療には、専門的なクリーニングやスケーリング、ルートプレーニングといった処置が必要です。また、必要に応じて抗菌療法や抗生物質の使用も検討することが大切です。
もし、現在受けている治療に疑問を感じたり、改善の兆しが見られなかったりする場合は、「セカンドオピニオン」として、ぜひ当院にご相談ください。最適な治療方法を見つけるお手伝いをいたします。

歯周病の治療には、何よりも「正確な診断」が不可欠です。診断が誤ると、適切な治療を施すことができません。そのため、当院では徹底した検査と診断を行い、最適な治療法をご提案しています。以下に、当院の診断方法と治療の詳細をご紹介します。
適切な治療を行うためには、歯周病の進行状況や関連する病気を正確に把握することが重要です。以下に、当院で実施している検査と診断の概要をご紹介します。

歯周病の進行状況を正確に評価するために、歯周ポケット検査を実施します。この検査によって、歯周ポケットの深さや炎症の程度を把握し、治療方針を決定します。

CTやレントゲンを用いて顎の骨の状態を詳しく確認します。歯周病は顎の骨を徐々に溶かしてしまう病気であるため、骨の状態を正確に把握することが重要です。
歯周病は細菌による感染症であるため、治療には細菌に対するアプローチが必要です。歯石や歯垢を除去するだけでは不十分で、目に見えない細菌にも対応することが求められます。当院では以下のような治療法を取り入れています。

「ジスロマック」という内服薬を使用し、歯周病菌を効果的に殺菌します。この薬は歯周病によって引き起こされる炎症を抑える効果があり、歯垢の形成を防ぐ作用もあります。

歯周ポケット内にレーザーを照射することで、細菌を殺菌し、ポケット内を消毒します。さらに、レーザーは弱った歯茎の血行を改善し、健康で引き締まった歯茎の再生を促進します。

殺菌水「エピオス」を用いて、歯周ポケット内の細菌を除去します。この殺菌水は、歯周病菌を効果的に除去し、歯周組織の健康をサポートします。

歯周病が進行すると、顎の骨が溶けて歯がぐらつくようになり、最終的には「抜歯」を避けられなくなることがあります。当院では、できる限り抜歯を回避し、歯を守るための治療に取り組んでいます。その一環として、エムドゲイン/リグロスによる「歯周組織再生療法」を行っています。ここではエムドゲインについて詳しくご説明します。

エムドゲイン療法は、重度の歯周病によって損なわれた歯周組織を再生させるための治療法です。この治療法では、「エムドゲイン・ゲル」と呼ばれる特別な薬剤を患部に塗布します。エムドゲイン・ゲルは、歯の発生過程で自然に存在するタンパク質の一種であり、歯周組織の再生を促進する働きがあります。
このゲルは、歯が生えてくるときと同じような環境を作り出すことで、歯周組織の再生をサポートします。これにより、骨の再生や歯周組織の修復が促進され、抜歯を回避できる可能性が高まります。

当院では、エムドゲイン療法を用いることで、重度の歯周病でも歯の健康を取り戻すお手伝いをしています。

歯周病が進行すると、歯周ポケットが深くなり、歯石が奥深い部分に蓄積することがあります。このような状態では、通常の歯科器具では歯石を完全に取り除くことが難しくなります。そのため、深部に蓄積した歯石を取り除くために「歯周外科治療」を行います。
当院では、以下の治療法を用いて、深部の歯石除去と歯周組織の再生を図っています。
FOP法(歯肉剥離掻爬手術)は、深いポケットに蓄積した歯石を効果的に除去する方法です。
治療は局所麻酔を施した後、歯茎を切開し、深部の歯石を直接取り除きます。歯石を完全に除去することで、歯周ポケットの深さが改善し、プラークの蓄積が抑えられるため、再発リスクが低くなります。

歯茎が退縮し、歯と歯茎の間に隙間ができると、歯の根っこの分岐部(分岐部病変)に病変が発生することがあります。この部位は通常の治療器具では届きにくいため、「ルートセパレーション」という特別な治療法が必要です。
ルートセパレーションでは、歯を分割し、清掃しやすい状態にします。治療後、分割した歯に適切な被せ物を装着することで、見た目も改善し、機能を回復させます。

歯周病が進行すると、歯茎が退縮して歯の根が露出することがあります。歯肉移植は、退縮した歯茎を再生するための治療法です。自分の歯肉を移植することで、歯茎の厚みを回復させ、歯周組織の健康を促進します。

「マイクロサージェリー」とは、顕微鏡や拡大鏡を使って行う精密な歯科手術です。この技術の最大の特徴は、その高い精度です。微細な部分まで詳細に操作できるため、治療の成功率が向上し、患者さんへの負担も軽減されます。歯周病の治療においては、細かな病変を除去しながら、歯周組織の再生を促進します。
マイクロサージェリーは、手術後の回復も速やかで、痛みや腫れが少ないのが特徴です。もし、マイクロサージェリーを希望する場合は、当院へぜひご相談ください。

歯周病は単なる口腔内の問題ではなく、全身の健康にも深く関わる「生活習慣病」です。どれだけ高度な歯科治療を受けても、生活習慣が改善されない限り、再発のリスクは常に残ります。治療を受けた後に再発を繰り返していると、歯の喪失が進むばかりでなく、全身の健康にも悪影響を及ぼします。
最近の研究では、歯周病が次のような全身疾患と関連があることがわかっています。
歯周病が糖尿病のコントロールを難しくし、逆に糖尿病が歯周病を悪化させるという悪循環が見られます。
歯周病菌が脳に影響を与え、アルツハイマー病のリスクを高める可能性が指摘されています。
歯周病の炎症が血管に悪影響を及ぼし、脳卒中のリスクを増加させるとされています。
歯周病が心血管系に影響を与え、狭心症や心筋梗塞のリスクを高めることが示されています。
歯周病を軽視せず、適切なケアを行うことが自分の全身の健康を守るためにも重要です。定期的な歯科検診と生活習慣の見直しを通じて、歯周病の予防と管理をしっかり行いましょう。健康な口腔内は、全身の健康を支える基本となります。
当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。
